今週末はG20!日本であるし米中摩擦の展開も気になりますね。今回は先週の米国株の解説からG20での米中合意や株価までをわかりやすく解説!

米国の利下げがあった先週株式相場
はい!では早速先週の株価変動を観ていきましょう!

先週の大きなイベントは3つでした!
ECB(ユーロ)の利下げ
FOMC(ドル)の利下げか!?
タンカー襲撃での原油急上昇
この3つの出来事にほとんど全ての内容が入っているのでここに注意して見ていきましょう!
ではいきましょ〜!
ECBの利下げ

利下げの基本的なことをもう一度確認しておきましょう!
金利を下げるとみんなお金を使うようになります。これは想像すれば案外わかります。
金利が高いと単に預けていてもお金は増えるので使うよりも貯金しておきたくなりますよね。
何かにお金使うにして借金すると金利が高いので、あんまり大きいお金は使いません
では逆に金利が下がるとさっきと真逆のことが起きます。
貯金しててもお金増えない!でも銀行からお金借りても金利安い!じゃあ欲しかった工場立てよう!ってなるんです
つまり、今景気が悪いなら利下げをしてみんなにお金を使ってもらえるようにする
ってことなんです!
では今回のECB(ユーロ圏)の利下げ示唆はなぜ起こったのでしょう??
ポイントは、、、
米中摩擦と予防利下げ
簡単に言うと
米中貿易摩擦の影響で世界中が景気がわるくなるんじゃないかって雰囲気になりました
それに加えて最近実生活でも少し不景気感が出てきた気がする(ドイツの経済指数の弱さとか)
じゃあ実際に景気悪くなる前に利下げして景気盛り上げよう!
っていうのがECBの利下げ示唆の理由です。
いや〜、まじでアメリカの影響力が強すぎるね!笑
FOMCで利下げ!? 米国株の未来!

では次はFOMCです。
これに関しては以前に取り上げた記事があるので見てみてください〜!
ざっくり解説すると
これも米中貿易摩擦の影響で悪くなっていった米国株を上昇させるため
景気を回復させるというより、悪化防止の意味合いが強い利下げですね。
ECBの利下げ理由と同じっていうのがポイントです
なぜならECBの利下げ理由の1つに
米国も利下げしそうだし、先にやったほうが悪影響うけないだろ、、、
っていう考えがあるというのが多くのエコノミストの間の認識となっているんです
やっぱり世界の経済は深く連動しているんですね
では最後!
タンカー襲撃での原油急上昇!株価の影響は??

先週の予期せぬ大事件といえばこのタンカー襲撃
先週だけで原油は8%上昇!
エネルギーセクターは前週から比べて13%も上昇するという結果に!!
これについても前に書いた記事があるのでよければ参考にしてください
原油と米国株は非常に強い関係性があるので原油価格などのエネルギー情勢を把握することはとっても重要!
以上の3つが先週のビッグイベントだったんですが
やっぱり重要なのは
金利と米中摩擦
これが今回の!
いやもう今週の
G20の注目ポイントになります!
では見ていきましょう!G20について〜!
G20の米中合意は!?ここに着目G20!

ずばり今回のG20の注目点はたった一つ!
と言いたいところですがなんだかんだ2つあります。
それは
米中貿易摩擦の展望
と
米国金利の下げが実行されるのか
ってことです
では順に見ていきましょう
G20での米中貿易摩擦の合意はあるのか!?そして、、、

まずはやっぱり一番の注目ポイント!
米中合意がなされるかどうか!です
そもそも現在の世界中での金利下げの話や、様々な話題となっていることの発端は
ほとんどが米中摩擦から来ています。
この米中摩擦の行く末がしばらくの間の世界中の株価を左右する材料となることは言うまでもないですね
では米中摩擦はどんな展開になっていくことが予測されるんでしょうか
主な可能性は4つです
- 米中首脳会談の中止(両者真っ向から決裂)
- 完全和解(協議も今後必要ないくらいに解決。追加関税なし!)
- 追加関税は行うけれども部分的。今後も協議を続ける(やや強行気味)
- 追加関税は延期。協議継続(やや和解気味)
以上の4つが考えられます。

まず米中首脳会談の中止で真っ向からの決裂。これが一番可能性は低いでしょう
なんだかんだで両者ともに最もダメージを受ける選択です。
可能性が高いのが最後の選択の
追加課税は延期。協議は続けていく
これが一番あり得ます。
なぜなら、トランプ大統領も現在の目的は株価上昇だからです。
トランプ大統領の支持率は今までの大統領と比較してみると明らかに株価との比例関係が強いです。
そして来年は大統領選。株価を上げに来る公算は高いです。
ただ、いざという時に株価上昇を行う弾を取って置くために、すこし決裂よりの選択肢の可能性もあるにはあります。
しかし7割くらいの確率でやや歩み寄りの解決になるのではないかと思います。

ではもう一つの利下げ可能性について考えていきましょう。
実は米国の金利もかなりG20の影響を受けるので、重要なポイントなんです。
米国の利下げは行われるのか。米中首脳会談がその鍵!

なぜ利下げがG20で重要になってくるんでしょうか??
それは今回の米国の利下げの要因が
景気悪化予防のための利下げ
という意味合いが強いからなんです。
そもそも景気悪化するんではないかと言われた原因の大部分が
米中貿易摩擦から始まった物なので
今回の米中首脳会談の結果を受けて、果たして
米国が本当に利下げするのかどうか!
というところが非常に大きなポイントとなります。
そして
米中関係が本当に改善していき、経済は活性化。利下げ無し!
これがベストですね。でもいもう一つの可能性として
米中関係悪化。経済が悪化したので利下げで対応
というよくないパターン
この2つのどちらになるのか。その第一段階が今週の
米中首脳会談なので、ここに注目していきましょう!
あとがき
はい!おつかれさまです!
突然ですけどみなさんはジェネラリストとスペシャリスト
どっちになりたいですか??
僕はジェネラリストに魅力を感じています。
あらゆる分野に精通しているからこそ、それらの関係ない知識のつながりを見出して
新しい可能性を発見する。そういう人になりたいと思って
今までいろんなことに挑戦してきました。
でも就活面接で言われたのが
あ〜、全部80点で終わりそう
これどうしたらいいんですかね笑
どっちがいいのか、みなさんの意見を聞いてみたいなと思いました!