通り魔事件からみるロボットの未来 精神科医は消える職業か
通り魔事件の反響は凄まじく、治安の維持はプライバシー保護に勝るのかという議論が出てきました。治安の維持という観点からみたときに現在注目されているのは警備ロボットです。今回はあらゆる面からロボットの将来を考え、消える職業についてみていきましょう。
- 治安の維持とプライバシーの保護
- 警備という観点からみたIT技術
- 30年後にうつ病はなくなっている
- 一家に一台ネコ型ロボット??
治安の維持とプライバシーの保護

川崎の通り魔事件は非常に反響が大きかった事件でしたね。
スクールバスも使っていた状態であのような事件が起きたのでは、現在考えられる現実的な手段ではもう防ぎようがないのでは?とも思えるような事件でした
だっていきなり刃物持った男が殺す気で突っ込んでくるなんて、もう防ぎようがないですよ
あの手の犯人は、警備員がいたりして包丁での殺人が無理なら、車で突っ込むとかやってきそうな気もします。
そんな状況を受けて、もうプライバシーなんか必要ないから持ち物検査を頻繁にすればいいとか、街中に監視カメラを増やして監視社会にすればいい
って意見も出てきています。正直どちらが正しいとか正しくないとかいう僕の意見はないんですけど。これからこうなっていくんじゃないかなあって意見はあります
多分個人的にはこれからの10年で街中は監視カメラに溢れてて、AIを使って犯罪行為をした人は自動特定が入って、、、という社会になるんだろうなって思います。
なぜかっていうともうすでにそれと似たような社会が外国にあるからです
特にすごいのが中国。
中国って治安いいイメージあります??僕はないんですけど笑
実はかなり治安いいんです。信号無視レベルでさえほとんど起こりません
なんでだと思います??
監視カメラの量が半端じゃないんですよ、全体で2億台設置されてます。。。

イギリスも同じような状況ですね
監視カメラの量が半端じゃない。でも反対意見は少ないです
イギリスはアイルランド問題とかでテロがおこっていた時期もありましたから治安を維持するためにはプライバシーがある程度なくても、それは仕方ないって意見みたいです。
テロがあった時などはやはり非常に賛成意見が目立ってて、事件後10分以内に警察が駆けつけてくれるのはやはり監視カメラのおかげだとか
こんな海外の事例がすでにあるので、日本もおそらくそれに追随する形で監視社会になる日は遠くないんじゃないかなって思います。
高速道路のオービスみたいなもんかなと
では、監視社会になるとして、どのように警備を効率化、確実化していくんでしょうか。面白い機械があったのでそれを紹介しつつ、予想してみましょう
警備という観点からみたIT技術

面白い機械というのは「ディフェンダーX」というものです
皆さんご存知でしょうか??
すでに実績はかなりありまして、ソチオリンピックで不審者の排除に使用されています。
入場ゲートに設置し、罪悪感を感じている人間が生じる特殊な微振動を検知して不審者を排除するというものでした。
大会期間を通じて100人以上が検査に当てはまり、事情を聞いたところ
9割以上が、不正チケットの使用や持ち込み禁止物の持ち込みなどの禁止条項に抵触していることが判明。とかなりの正確性を証明していました。
今から5年前の段階でこれほどまでに正確な不審者判別機器が実用レベルで使用されていました。

https://www.elsysj.net/
また、直近のニュースになりますが成田空港では警備ロボットが実装されていましたね。
とある化学の、、、みたいなロボットだけで治安を維持することはまだできず、警備員と連携しての警備という形をとっていましたが
この2つの例を見るだけでも警備、治安維持に今後もAIやロボットが使用されていく流れは加速していくでしょう。
災害救助ロボットなどの傾向からもわかりますが、物理的に稼働するロボットは人間が行うには危険な行為に関して非常に影響力を持っているようです。
そもそも警備員や警察というのは危険な職業です。その分野に今後もロボットという手段が使われるのは間違い無いでしょう。
ロボットの運動性能というものは現在急速に進歩しています。
最近ではトヨタがバスケ選手並みの制度を誇る人型のフリースローロボットを開発していましたね
運動性能では無いですが、Google Home、Siri、アレクサなどのようなかなり高い精度で人間と会話できる技術も進歩が急速起こっています。

ではこのような流れを受けて今後ロボットはどのような発展を遂げていくのでしょうか?キャッシュレスの流れやビッグデータ収集といった現在の主流から考えていくと
鍵はAIとデータ収集。つまりいかに日々の顧客情報を集め、それをマーケティングにつなげていくかだと考えます。
その流れとロボットを結びつけた時に可能性を感じるのがこちら
ロボットと予防医療との繋がりです
30年後にうつ病はなくなっている

病気というものは突発的に発生するものもありますが大部分は日々の積み重ねによって生じるものです
ただ、食事や運動に関してはやはり本人の主体的行動がなければ改善することは難しいでしょう。
そこでロボットの発展と医療というものを結びつけた時に一番に効果が現れる場所を考えると
精神的な部分に最も効果が現れると言えます。
理由は2つ
1つは、現在、精神的な病の解決策はカウンセリングであるということ
2つ目は、機械によって人間の精神状態が測定可能だということです
1つ目に関しては改めて説明することもないでしょう。
もちろん、精神的な高揚感をもたらす物質というものもありますが恒久的解決を目指す場合、また予防という観点から見れば会話、カウンセリングというものが非常に効果的であることは現状を見ればよくわかります。
注目したのは2点目。
機械によって人間の精神状態がわかるという点
先ほど紹介したディフェンダーX
不審者発見以外にももう一つの使われ方があります。それは精神的な異常を検知するというもの。精神的に追い詰められたりしている時に表面上に現れてくるかすかなシグナルを見分けることができます
嘘発見器にも使えそうですね笑
これを今回はカウンセリングに応用してみると考えます。
アレクサなどからわかるような、今後ますます発展していくであろう機械の会話技術で人と会話をしながら
この機械の技術で人の精神状態を解析する。
十分な量のデータが集まれば、機械を通じて精神面のリラックス、ケアは十分に可能になるでしょう。
毎日のカウンセリングを受ければおそらく精神的な病のほとんどは未然に防げるのではないでしょうか??
ではそんなロボットの想像図を考えてみましょう
やっぱりロボットと言えば、、、
一家に一台ネコ型ロボット??

会話に付き合ってくれて、毎日会話するだけでリラックス効果のある機械、、、
そしておそらくこの機械には運動能力も追加されていくでしょう
毎日会話するわけですから一家に一台のレベルで普及する、、、
これって2112年9月3日に生まれる予定のロボットと同じじゃないですか??笑
でもこれかなり現実的な話だと思ってます
家に今ルンバがある家も多いでしょう
食洗機は?洗濯機は??家事は昔に比べるともうほとんどが機械化されています
あと足りない機械というのは家事の機械と機械をつなげるものです
具体的にいうと、掃除機を使ってくれる機械、食洗機に食器を入れてくれる機械
洗濯機に服を入れてくれる機械、、、
というわけですね
これらのレベルでしたらもう現在でもほとんど可能なレベルでしょう。
あとはいかに量産していくか、
そいうわけで今回の記事の結びは
あと100年とかかからずに青い狸型ロボットは一家に一台普及するんじゃないかなあということでした!
終わり!