総合商社の全てがわかる!三菱商事は実は赤字危機!?株式投資も就活もこの記事でOK!

総合商社を志す就活生、商社に投資をする投資家。多くの人が総合商社に魅力を感じています。

この記事では、そんな総合商社について、

  • 多岐にわたる総合商社のビジネスモデル
  • どんなポイントがリスクか
  • 今後の成長機会は??
  • どんな事業で収益を得ているか
  • 配当金戦略としてはどのように投資すべきか

という4点を深く、深〜く!分析し、わかりやすく解説します!

この記事を読めば

①総合商社がどんな収益モデルで利益を得ているのかわかる
②総合商社の収益、株価はどんなリスクがあるのか?
③総合商社、特に三菱商事を高配当目的で保有することのアドバイス
④就活生へ!どんな人材が欲しがられているのか解説!

と言うことがわかります!

特に就活生は株式投資家が行う分析を見ることで、企業分析にも、業界分析にもなり、効率的なアピールになりますので、是非読んでみてください

では!読んでいきましょう!

 

総合商社としての業界分析!

ブラウザー, グラフィック, フラットなデザイン, ウィンドウ, のデスクトップ

まずは、総合商社というセクター(実際はないですけど)の特徴を抑えていきましょう。

企業分析を行うポイントは

『広く→小さく』

です。

もし、三菱商事を調べたいなら、まずは総合商社全体の動向を把握し、その後、三菱商事について調べていきましょう。

では、まず総合商社の基本的な収益モデルを確認していきましょう。

総合商社のトレンドと現在の収益モデル

登る, 登山, 成功, 山, 登山家, 敗北, 岩, 自由, にきび, ピッケル

業界分析を行う際は、『その業界がどのようにして収益を上げているのか』

という基本的ビジネスモデルを把握することからはじめましょう。

(主要企業のJRを読んで確認・業界分析の本を読んでも問題なしですので、どんどん読んでいきましょう)

総合商社の場合は、主な収益構造は2分野から構成されています。

  • 貿易などの商売上の取引(トレード取引)
  • 事業投資

以上の2つが中心です。

 

簡単に言い換えますと

海外から原材料などを輸入し、日本の製造業など(原材料を加工する会社)に販売。

その製造業社が作った製品を消費者へ販売。(トレードビジネス)

(注意:製造業社からの卸売については、、多くの会社が別会社を設立して行っています。メタルワンや、伊藤忠丸紅鉄鋼などが有名なところです)

ここまでが総合商社といえば!というトレードビジネスの部分です。 

 

では、ここからもう一つの『事業投資』の解説を行っていきます。

 

トレードビジネスで関わっている海外の原材料調達分野(例えばフィリピンのゴム園など)や、原材料を売る製造業社に投資を行い、規模を拡大するように仕向ける。(事業投資)

 

ということをやっています。

自分がプレーヤーとして商品の仲介を行っている分野に、投資家として資金を投入することで、自分の属する分野を発展させます。

結果として、プレーヤーとしても投資家としてもダブルで利益を得ることができる。

というのが総合商社のビジネスモデルです。

 

ここからは余談ですが、事業投資を行うようになった経緯をお伝えいたします。

〜余談〜

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以前までは、トレード事業のみのビジネスモデルでしたが、トレードを製造事業などが各自で行うようになり、収益が激減(商社、冬の時代)。

その改善策として、事業投資分野に一気に注力するようになった。

という業界変遷です。

事業ごとの生まれた背景を知っていれば、その業界がどういう変遷をこの後に辿っていくのか、今後の流れを予測することができます

今後も変わっていく事態で、どのような対応をするのか知ることができますので、是非背景も抑えておきましょう。

では、総合商社全体に共通するであろう部分を確認できたところで、具体的にどのような収益モデルで事業を行っているのか、考えてみましょう。

総合商社の収益源!ここの理解が全て!

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では、ここからは総合商社がどのようなビジネスモデルで利益を得ているのかを確認していきましょう。

まず、重要なことは、

『売上と収益を部門別で確認する』ということです

では、ここでは一例として、三菱商事を例に考えていきましょう(総合商社のビジネスモデルはほぼ全部同じです。三菱商事がわかれば大体他の総合商社もわかりますのでご安心を)

以上が三菱商事の2017年の売上と利益の事業別割合です。

今回は単年度だけ取り上げますが、5年間ほど確認したところ、収益、売上ともに、以下の事業から得ていることがわかりました

  • 生活産業
  • 金属
  • 機会
  • 化学
  • エネルギー

つまり、売上と利益の事業別割合を見ることで、

『何について調べればいいか』を明白にしたということです

商社といえば!というイメージは多いと思います。伊藤忠なら繊維!というような感じで。

しかし、実態を見てみましょう。

売上と利益が多い部門についての理解なしに、『商社と言ったらやっぱりここ!』と考えても、的外れな意見になってしまいますね

しっかりと調べるべき部分はどこかを把握しましょう。
そのために、上記のように分解してみてみるのです

では、今からは主要5事業の中身について深くみていきましょう!
ここからが重要な部分です

 

〜重要ニュースへの関連付け方〜

古い新聞, 新聞, レトロ, セピア, 古い, 情報, アーカイブ, ビンテージ

事業構造から、今後のリスク・チャンスを推測することもできるので、ぜひ考えてみましょう。

商社の主事業の1つがトレードである以上、貿易の障壁は非常に重要なファクターになります。

つまり、『為替』『関税』の2つが非常に重要なポイントになります。

結果として、その2つの点に関係するニュース『トランプによる貿易摩擦』などのニュースは重要度が特に高いといえるでしょう。

 

もう一つは事業投資についてです。

『貿易』以外の収益を作り出そうとして始まった事業ですので、貿易の弱点を消す特徴があります。

例えば三菱商事では米国の電力事業に投資をしています。

つまり米国の内需に投資をしているのです。結果として、為替や貿易関税にかかわらない収益源となっている面があります。

 

以上のような視点を持ってニュースを見てみてください。

就活生の場合は、その思考回路をアピールすることは有効なはずです

 

主要5事業!商社の本質に迫る!

油, 石油掘削装置, 業界, 石油産業, ポンプ, 油ポンプ, 汚れた, 掘削

では、ここでは三菱商事を中心にして、主要事業で何を行っていて、どのような特徴があるのか考えてみましょう。

また、三菱商事のビジネスモデルがわかれば他の総合商社のビジネスモデルは細かい違いを抑えていけばいいだけです。(商社セクターは特に似ているので)

同じセクターに属する企業のビジネスモデルは似る傾向がある

ということを抑えておきましょう。(あくまで傾向ですよ。商社は特に似ていますが)

唯一の安定材料!?生活産業

オリーブ オイル, トマト, バジル, 食べる, 地中海, 健康, ビタミン

では1つずつ内容を確認していきましょう。生活産業からです

この業種の特徴は、『生活に直結するもの』に関する商売だということです。
具体的にみていきましょう。

見る限り、大きい事業としては『食品に関わるもの』『消費者産業(今年からコンシューマー産業と改名)』があるようです。

では、それぞれの中身をみていきましょう

『食品産業』

『消費者産業』

 

まず、この2つの事業内容をみて思うことは

『いろいろ事業やりすぎでしょ、、、笑』

というものです。おそらく皆さんもそうなのでは無いでしょうか??

ここで、株式投資においても、企業分析においても重要な部分があります。それは

『 分散すればすれほど、ボラティリティが低くなる 。つまり収益が安定する』

というものです。

実際に、2016年から4年間の決算を確認していますが、他の主要事業が大きく収益性が増減するのに対し、生活産業の収益性はかなり安定しています。

生活必需品である『食品』を扱い、さらに分散も大きく利かせている。総合商社の収益の安定性を担う部分がこちらの『生活産業』なのです。

もう少し中身もみていきましょう

分散されている『生活産業』ですが、そんな中でも大きい産業というものはあります。

そこには着目していきましょう。具体的には

  • ノルウェーのサーモン事業
  • シンガポールの農作物事業
  • ライフという会社事業(食肉中心のスーパーです)

食品, 鮭, 照り焼き, 魚, 食べる, 皿, レストラン, 鮭, 照り焼き

もう一つの『消費者産業』も分散はされていますが、突出しているものがあります。

『ローソン事業』ですね

ストア, コンビニ, 早店, 建物, 食料品, ビジネス, ビンテージ

つまり、『生活者産業』を紐解くうえで重要なのは

  • 以上の4つの事業の動向をチェックすること
  • 分散が保たれていて、安定性が担保されているか

ということです。

また、追記情報として、

この分野を見る際には、商社の基本的収益構造の『事業投資』の把握をしておきましょう。

生活産業を全体として眺めた場合、上流と下流に分かれるということに気が付くでしょうか??

つまり、

『食品産業』で食品の生産・加工・輸出を手掛け(上流)

『消費者産業』で販売を担当する(下流)

というわけです。

つまり、食品産業に事業投資をして、活気づかせ、その勢いを下流の販売事業に活用するという流れがあります。

この流れは商社の基本的流れですので、確実に把握しておきましょう。

この基本的流れを把握するために、『業界研究・分析』『中期経営計画』の把握が不可欠になります。

ここでも『マクロ→ミクロ』という順番で分析をする重要性がわかります。

では、次の事業解説にいきましょう。

 

1番の収益性かつ最悪のお荷物!?『金属事業』

ドリル, フライス加工, フライス盤, 掘削, ツール, 金属, 金属加工

消費者産業で『安定性をキープ』している商社。では、リスクを特に追っている部門はどこなのでしょうか?

それは『金属事業』です。みていきましょう!

金属事業と言っても、扱っているコモディティ(素材のことです)は2つ

  • 石炭

この2つが中心みたいです。では、その2つについて詳しくみていきましょう

内訳をみてみましょう

金属事業の中で最重要となっているのは圧倒的に『オーストラリアの石炭事業』ですね。当社持分利益という欄を見ると、2018年も2019年も大きな利益を出しています。

つまり、この金属事業は『オーストラリアの石炭価格が上がれば利益が出る』と言う事業です (単に買ってるわけではなく、仲介しているので価格上昇は利益上昇です)

  

正直ここまでくればもうこの事業分析は終了です。しかしさらに踏み込んだ内容も学んでいきましょう

事業内容の本質がわかれば、次は『その本質が属する業界分析』を行うべきです。

とくにこのような1つの産業が大きく主要事業の収益を左右する場合はなおさらです。

つまり今回の場合、調べるべき業種は『石炭業界・コモディティ分野』です

ここからは石炭についての情報を学ぶという段階です。(あくまでささっと調べていきます)

石炭とは?コモディティとは??

ここでは、基本情報だけにとどめておきますが、

基本的に素材(石炭や銅・鉄鉱石など、、、)の価格は『中国の景気の良しあし』によって決まります。

なぜかというと、中国が世界で1番!しかも断トツでそれらの素材を使用するからなんです。

なので、この『金属事業』を見る際は、石炭の値段、つまり『中国景気』を注意してみておくことが必要です。

なお、銅に関しても、シェアは低いですが見ておきましょう。

こちらに関しても、石炭と同じく、『中国の消費量が世界一』ということがわかります。

結局、金属事業は『中国の景気次第』ということがわかりますね

 

金属事業まとめ

  • 収益源は石炭(9割)と銅事業(残り)
  • 石炭・銅の価格が上がれば上がるほど収益は上がる(素材が高いほど儲かるのがこの業界なので)
  • 石炭も銅も、価格のドライバーは需要最大国の中国の景気次第
  • 中国の景気がいい→素材価格上昇→金属事業儲かる

これを覚えておきましょう。

なお、この分野は総合商社に共通してかなり大きい収益源となっています。より、詳しく素材について知りたい方は私のnoteクリックしてね)を読んでください

https://note.com/grow_invest/n/n756bad6eae7d

これもおすすめ!

では、3番目の事業について考えていきましょう

機械=自動車 ここはそんなに重要では無いかな?

キューバ, クラシックカー, 古い車, 森林, 赤, 旅行, 車, 車, 車

現在のセグメント名『自動車・モビリティ産業グループ』と名前を変更しています。その名前が示す通り、主な事業は自動車産業です。

では、例によって中身をみていきましょう。

分析の基本は『中身を見に行く』です。

中身まで見ることで、本質を知ることができますので!

内容を見てみると、ほとんどが自動車事業。

もちろんここで、三菱自動車の企業分析を行えればベストですが、

ここでは『一般的な自動車産業』だとして考えましょう(おそらく大きく外れることはないと推測できます)

自動車産業の特徴は、『大きく景気に左右される』というものです。

結局のところ、ここでも、世界的な景気の良しあしの影響を受けるという実態はほかの主要事業と変わらないということがわかります。

(一部為替の影響も受けますが、基本的に円安=世界的には好景気という流れが一般的)

この事業は主要事業の中でも特に収益が少ないことが多いので、こんなところで

化学事業とは言うものの、実態は??

研究室, 研究, 化学, テスト, 実験, 多く, 医薬品, ホワイト, 医療

化学事業は、かなり専門性が要求される内容の為、まずは基本的な情報を調べ、その後、三菱商事にフォーカスしてリサーチをするという手法をお勧めしたいです。

では、まずは化学事業の基本的内容についてみてみましょう

 

『化学産業基礎知識』

薬局, アンティーク, 古い, 化学品, ボトル, ガラスの瓶, 棚, 以前


化学産業のメイン事業としては
① 石油などを高度な技術で加工、精製し、製造業メーカーが使える製品に変化させる
② 製造業にそれを販売する

単純かもしれないが、どの化学事業もやっていることはこの2つに収束します。
つまり、重要なのは

① 原材料(石油とかいろいろ)の価格・(世界中で取引されるため為替も含めて)主な原材料は『原油』『天然ガス』『ソーダ製品』

② 製造業メーカーからの需要にかかわるため、世界的な景気の良し悪し

という、

  • 原材料価格
  • 世界的な景気のいい悪い

の2点が重要になってきます。


結局のところ、景気がいいと特に儲かるという、こちらも典型的シクリカル事業なんです

ただし、一般的な化学事業に関しては、素材が原材料になるので、価格が低くなると収益性は上がります。信越化学などは原油価格下落により株価が上昇

しかし、原油安になるような状況(世界的不況が多い)では、結局のところ、販売先の製造業の景気が悪くなるので、結局ダメージを受けます 

 

はい。ここまでが化学事業の基本的情報です。

では、ここで三菱商事の化学事業についてみてみましょう!

三菱商事の化学事業について、しっかり中身を見てみよう。実際エネルギーだから

三菱商事の事業内訳をみてみると、、最大シェアを持っているのは石油事業になっています!(画像見えるかな。。。)

つまり、化学事業と分類はされているものの、エネルギー事業の性質を持っているということです。

プラスチック事業・食品素材事業もあり、その分野である程度は収益があるため、事業分散による安定効果も見込めないでは無いです。

しかし結局のところ、ここも非常に景気に左右される事業セグメントだとわかる。(エネルギー事業が絡んでいるため+化学自体割とシクリカルだから)

 

結局のところ、この分野も他の主要事業と同じく、景気に収益が大きく左右される事業分野のようです。 

これはいけません。不況になると収益が急落してしまいます。最後の事業に希望をつないでみましょう。

最後はエネルギー事業! 一番収益がぶれる可能性がある。。

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最後の主要セグメントである『エネルギー事業』です。あぁ、結局シクリカル

メイン事業は、『原油』『LNG』『シェールガス』の3つですね。

基本的にはすべて同じ認識で大丈夫です。

『原油価格と同じ価格変化をする傾向が強く、価格が高ければ高いほど収益が多くなる。価格は世界的な景気の良しあしに影響を受ける』

いつもの展開ですが、こちらもまた『景気敏感の特徴を持つ事業です』

 

原油価格を含む、コモディティの変化要因について軽くお伝えしておきます。

基本的に、コモディティの価格は原油と同じような動きになることが多いです。

そのため、ここでは原油価格変動を中心に、コモディティの価格変動について抑えていきます。原油動向は『需要と供給』によって決定します。

では、ここで軽くではありますが、原油の価格変化について見てみます

原油価格の決定について

香港, スカイライン, 泊, アーキテクチャアジア, 超高層ビル, 中国

原油はどのようなときに需要が増すでしょうか?

原油の使い道というのは、『ガソリン』『原油由来の素材作成』などなどです。

共通するのは『景気がいい時ほど需要が増える』ということです。そして、原油の消費割合は

1位:米国 1988万バレル(1日)

2位:中国 1280万バレル

3位インド 470万バレルという具合です

結果として、米中がどれだけ景気がいいか?という点で需要面は決定します。

より詳しく知りたい方は、上記にもあります、noteを読んでみてください。

これで、主要事業5つの解説は終了です。

では、ここからは事業内容を踏まえつつ、総合商社のビジネスモデル全体の話をしていきたいと思います。

事業内容を振り返って!

クリーンアップ, まとめます, Saisonende, 線形

ここまでの主力事業内容を振り返ると、おそらくこういう印象にたどり着きます

『景気に左右される部分が大きすぎる』と。

そう思えたなら、非常に適切な企業分析が出来ている証拠です。現にここに面白いデータがあります。

ここまでの事業分析に置いて、かなり繰り返し言ってきた部分があります。

『コモディティ(素材)価格とこの事業の収益は連動する』

そして、素材価格は中国景気との連動性が非常に強いです。

この図をご覧ください

10年前の1月のはじめを100とした際の10年間の三菱商事と中国株式市場の株価の推移です

めちゃくちゃ綺麗に一致してますよね

株式市場が答えを言っています

『総合商社の収益とは中国と大きく関わる』

この1文が全てです。

就活生で、三菱商事をはじめとする総合商社に入りたい人も、三菱商事に投資している株式投資家も

 

『総合商社を見る際に最重要は原油価格などのコモディティ』
『コモディティは中国と連動』
『つまり中国こそが最重要ポイント』

このポイントを十分に理解しておいてください

 

まとめますと。。。!

中国株価=中国の景気

そして、中国の景気→コモディティの価格

という点はもうすでに学んだ通りです。

そして商社の事業のほとんどはコモディティ価格に影響を受ける。

なら、中国の株価と三菱商事の株価は非常に密接な株価推移になるのでは?と思い、

株価を比べると案の定、ほぼほぼ同じ推移をたどっていると確認できました。

『商社の業績=中国景気』

これはぜひ覚えておきたいです。

  

基本的ビジネスモデルが確認できたところで、次は『現在のトレンドについて考えてみましょう』

最近の動向は??現在のトレンドを確認しよう

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三菱商事を中心に現在のビジネスモデルを確認してきましたが、もちろん会社としても『収益性のボラティリティが高い』なんてことは十分にわかっています

そんな状況を受けての取り組みを行っているかどうかを確認してみましょう。

それを確認するのは

『中期経営計画』

です

直近1年間程度の有価証券報告書や、決算短信を読むことに加え、

中期経営計画についても読んでみましょう

ここまでの分析を経て蓄積している知識が足元ではどうなっているのか?という観点に立って再確認してみるという作業です。

 この画像は中期経営計画の資料から抜粋したものですが、

『リスクの少ない事業形態を目指している』

と言うことがわかります。

具体的には、画像下部の

 

生活産業の川中・川下での注力(この産業はかなり収益が安定しているとお伝えしましたね)

カントリーリスク・地政学リスクの低い地域での展開

 

などが挙げられますね。

今後も安定性への投資は続いていくことが予測できます。そう言った視点は就活でも株式投資でも重要です!

では最後に配当金戦略としての三菱商事を見ていきましょう!

 

株式投資先としてはどうなの??配当金戦略としての三菱商事

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投資をする際に、『配当金』と言うのは非常に大きな魅力を持っています。

実際に三菱商事は『配当金銘柄』としても非常に有名です。では、実際に配当金戦略として、どのように使えばいいのか考えていきましょう。

今の配当金状況は??

 

配当金の推移を見てみると、2015年度から順調に配当金を増加させており、今後も伸びる見通しだということが会社資料で示されています。

いい感じですね!配当金増えてて、さらに減配しないことを宣言まで最近しています

ちなみに現在の同社の配当利回りは約5%まで上昇。(10日前ほどのデータです現在は株価が大きく下落していますので、、、)

非常に高利回りとなっています。

配当金戦略というとよく聞くのが

『株価下落時にもお金が入ってくるので嬉しい』
『安定しているので株価より計算できる』

と言う意見です。では、実際に配当金利回りの推移を確認してみましょう

 

配当金の真事実!案外イメージと違うかも??

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過去推移を見てみると、こちらも実は株価と同様かなり変動が大きいんです。意外かもですが

左軸は年間利回り(%)

リーマンショックの直後など、不況に見舞われると大きく配当利回りを落としていることがわかりますね。

配当を下落時の支えにしたいという投資家は多いですが、ここまでの状況を把握してから戦略を立てることを意識したいと思える推移です。

 

また、配当があるということの意味も把握しておきたいです。

配当を出すことはつまり、利益を株主に還元しているということ。

もちろん良い意味もあるんですが、

それはつまり『成長機会の損失』と言い換えることもできると言うことを理解しておきましょう。

もちろんすべての金額を内部留保や事業投資に回すことにはデメリットも存在するんですが、メリットとデメリットのバランスを考えて投資を行いたいですね。

個人的には配当目的で三菱商事の株を購入することは非常にリスクが高めと行動だと言わざるを得ないレベルかと。。。

 

株価との相関性も!

以上のグラフは三菱商事の株価と配当利回りの推移をグラフ化したものです。

これを見ると、株価の急下落によって配当は跳ね上がり、株価高騰によって配当は下落する。

これは株価の変動によって引き起こされる当然の現象です。

ポイントはその乖離は直後に修正されていると言うことです。

基本的に直近の決算、つまり3か月、長くても半年以内には修正されているとわかります。

現にデータとしても、2008年、2009年、2012年、2015年に減配を行っている事実が確認できる。(調べればわかります)

つまりは世界的な不況では減配をするということ(事業的にコモディティ依存なので仕方ないが)

配当目当てへの投資は好景気に絞らなければダブルの意味でダメージを受ける企業であるといえる。

(中期経営計画で増配宣言してましたが、それは景気がいいから&自社株買いを進めているからです。景気が悪くなるとかなりその計画は怪しいと言わざるを得ません)

 

終わりに

環境保護, 自然保護, 生態学, エコ, バイオ, ガラス玉, フォレスト, 緑
なにこれ?世界樹?

お疲れ様でした!

今回、かなり真面目な記事で、理解も大変でしょう、、ここまで読んだあなたはすごいと思います!

 

さて、今回の総合商社、三菱商事分析記事ですが、これはあくまで銘柄分析のごくごく一部です。

今後も分析についての記事をどんどん上げていきますので、見ていってくれればと思います。

 

今回の分析はかなり時間をかけて作成したので、もし良ければ是非拡散してほしいです!

noteの無料配布はすごい反響来るのですが、記事などはまだまだな部分が多くて、、、やはりやりがいが欲しいものです笑

もし、有益だと思ったら拡散してくださると本当に嬉しいです
(拡散してくれた方の質問には答えたり、、、笑)

 

はい、今日はこの辺で失礼します!

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