米中貿易摩擦でチャンスの銘柄は?ヘルスケアだ!

トランプ大統領の中国への関税発動の投稿から株価は大暴落。今回の米中対立はどうなっていくのか、過去のデータと比較しながらチャンスを探っていく!!

米中貿易摩擦の原因は利下げ!?FOMCからチャンスな銘柄を見抜く!

そもそもなぜ、このタイミングでトランプ大統領は追加関税を発表したのでしょうか?それは7月末のFOMCでの利下げが大きく関わってきています。

順にストーリーを追っていきましょう。

FOMCの利下げは正しいが正解ではなかった

7月のFOMCの利下げは25bp(25ベーシスポイントって読みます。1bpは0.01%)でした。しかし、利下げがある1ヶ月以上前から市場では

今回は絶対利下げがあるぜ!だから株を買うんだ!って感じで利下げを前提として株を買っていました。(この状況を、利下げを“織り込む”っていいます)

もう利下げがあるのは前提なので、市場はさらに多くのことを期待します

もう少し利下げあるかもしれない!!

そう思っていたところに、今回のFOMCの25bpの利下げ。実際に株価はどう反応したのでしょうか??

かなり株価は下落しています。これはなぜでしょう??

それは、利下げをするときのパウエル議長の発言が

「みんな、もっと利下げ期待してるかもしれないけど、そもそも今は景気悪くないよ。一応経済活性化のために利下げするけど、景気悪くならないと追加するのは考えてない」

って感じの発言をしたことが原因です。

利下げの折り込み具合について深く知りたい人はこの記事を読んでみてください

利下げがどんどん来ることを期待してた株式市場はこの発言を受けて失望してしまい、1日で一時2%も下げる展開となりました。

さて、このパウエル議長の発言。多くの有識者やエコノミスト、アナリストは至極真っ当な発言だと評価しています

不用意な利下げはバブルを引き起こしかねない。議長はうまく市場を落ち着かせた!と

つまり正しいことは言っているんです。ただ、会見での発言が少し厳しめに言ってしまった。だから株価は大幅にさがってしまったんです。

正しい選択だけど、伝え方は正解ではなかったというのが今回のFOMCの利下げ問題のまとめでした。

実際、行動としては非常に正しいものだったので、翌日の昼ごろには株価はFOMCでの下落前の水準に戻しています。

市場もパウエル議長は正しいと認めていたんですね。

しかし、ここで1人満足しなかった人が現れます、、、それは、、、

大統領の米中貿易摩擦 株価上昇のチャンスはあるのか?

常に話題のトランプ大統領ですね、、、

では、トランプ大統領についてこの頃の行動と狙いを見ていきましょう

歴代大統領もそうなのですが、トランプ大統領の場合はさらに顕著な特徴が1つあります。それが

株価=支持率

トランプ大統領は来年度の再選にむけ、どうしても株価を上げたいという思いがあるんです。

そのためにはFOMCでどんどん利下げや、利下げを匂わせる発言をして株価を上げて欲しいという思いがあります。

しかも、最近は大統領選に向けた支持者が少なくなっているというデータも出てきているので、どうしても人気を取りに行く策が必要になってきていました。

特に、前回の大統領選で重要な役割を果たした地域の票が獲得できないという状況がトランプ大統領を焦らせました。

株価は上げたい、、、(米国全体の人気のため)

重要な特定地域の票は欲しい(大統領選で重要な地域)

この2つを同時に満たす方法はないものか、、、

それを考えて、ある行動に出ます。

それが、、、

米中貿易摩擦の狙い、大統領にはチャンスか!?

まさにタイミングを見計らっての行動!!

株価を上げ、かつ特定地域の票も獲得する!

そんな作戦こそが、今回の

第4弾の対中追加関税発動!

です。

まず今回の追加関税のポイントを見ていきます

追加関税のポイント!ポイントを見極めてチャンスを狙え!

今回の追加関税のポイントは2点あります

追加関税の大義名分が農作物であること

追加関税の対象の中にスマホと衣料品が入っていること

この2点が超重要!!

米中貿易摩擦ポイント!農作物にチャンス!

まず、大義名分が農作物であること。

トランプ大統領は今回の追加関税を発表する際に声明を出しています。

その内容が「中国はアメリカから農作物を全然輸入していない!!輸入しろ!」

というもの。

そしてここでもう一つ重要な事実。

トランプ大統領の大統領選の旗色が悪くなっている地域。そこの主要産業は、農業ってコトです!!

まず、大義名分で農作物への理解を示すことで重要地域の人気を獲得するという狙いが見えます。

次に重要なのが

米中貿易摩擦ポイント!衣料品がチャンス??

関税対象リストにスマホや衣料品が入るということ

スマホや衣料品というのは庶民の日常生活に直結するモノですよね

そこの値段が関税によって高くなる、、、つまり

庶民の生活に影響が出るというのが今回の追加関税の最大の特徴です!

トランプが描いているシナリオとは以下のようなものです

  • 農作物を守る姿勢を見せて重要地域の人気獲得
  • 庶民の生活に影響が出る追加関税を発動
  • 生活を守るため、FOMCが追加利下げをするように暗に促す

というものになります。

庶民の生活=アメリカ経済を停滞させる策を打つことでFOMCに利下げを要求しているというのが今回の米中貿易摩擦の最大のポイントです

ではここからお待ちかね。今回の米中貿易摩擦でのチャンスが見える株、銘柄について考えていきます!!

前回の米中貿易摩擦でチャンスな株、銘柄!

今回のチャンスを考える前に前回の米中貿易摩擦でチャンスだった株、銘柄を見ていきましょう!

前回米中貿易摩擦でのチャンス銘柄

前回の米中貿易摩擦でのチャンス銘柄、株は何だったのか

セクター別、期間別で見ていきましょう。期間としては

株価が下落し始めてから、底打ちするまでの前半

底打ちしてから元の水準に戻るまでの後半

の2つに分けて考えていきます!

前回の米中貿易摩擦のチャンス銘柄、前半 りんごが落ちる、、、

結論からいいますと、一番ダメージを受けたのが

情報技術セクター、いわゆるハイテク株です

特にアップルの下落幅が一番大きいものとなりました。

原因は当時の米中貿易摩擦の論点の中心にファーウェイなどのハイテク銘柄に関係するものがあったからです。

議論に登るものが下がるという、かなりシンプルな構造です

一方、もっともダメージが浅いセクターとしてはヘルスケアが上げられます。

ヘルスケアセクターは薬などの医療に関わるものが中心にあるので景気がどうなっても需要は一定であり、今回の米中貿易摩擦での論点にも上がっていませんでした。

ハイテク株に投資していた人が、安全そうなヘルスケアに投資したという形になりました

以上が株価が落ちてから底打ちするまでの動向をまとめたものです

では、回復期を見ていきましょう

前回の米中貿易摩擦のチャンス銘柄、後半 圧巻のアップル!

では、株価が底打ちしてから、元の水準に回復するまでの動きを見ていきましょう!

株価が5月末時点で底打ちしてから一番上昇したのは、圧倒的な伸び率で情報技術です!

貿易摩擦で下げてた分をまるまる戻しただけあって伸び率は1位でした。

次に上昇していたのが、

一般消費財(ディスニーとかアパレルとか)とヘルスケアです

やはりヘルスケアが強いですね。そこまで貿易摩擦で下げていないにもかかわらずかなり上昇していました。

何か原因があって下落していた株価は、原因が解決すると元に戻る!という原則を確認できる相場でしたね!

では、全体と通してのリターンを見ていきます

前回米中貿易摩擦でチャンス銘柄、株まとめ

では、米中貿易摩擦によって株価下落が始まってから、元に戻るまでを通しての成績を見ていきましょう

1番上げたのがヘルスケア!圧巻の+4%

次が消費安定(生活必需品)で+1%

やはり、ディフェンシブが強いようです。全体の株自体は変化していないタイミングの統計なので特にヘルスケアは強いです!

ちなみに情報技術は−0.8%となってます。かなり戻しましたが、やはり議論の争点になっていたセクターですので弱みは多かったものとみられます。

では、この結果を受けてのポイントをまとめてみます!

  • 米中貿易摩擦の論点になる株、情報技術はリスクにリターンが見合わない
  • 強いのは、ディフェンシブ銘柄のヘルスケアと生活必需品

というのが米中貿易摩擦に学ぶ教訓です

ちなみにヘルスケアは最近ハイテク技術との融合がみられるポイントがいくつかあります。興味ある方はこの記事を読んでみてください

では、今回、どのようなチャンスがあるのか考えていきましょう!!

今回の米中貿易摩擦のチャンス銘柄ポイント!

今回の米中貿易摩擦のポイントはずばり

追加関税の対象にスマホと衣料品が含まれている事です

つまり、前回の米中貿易摩擦の動きをなぞるのであれば

今回の争点になる分野は情報技術と一般消費財

ということです。

この2つのセクターは大きく下がり、大きく上がるという動きになることが予測できます。

では、実際にどのような戦略を取ればいいのでしょうか

第二弾米中貿易摩擦のチャンス銘柄はヘルスケアと生活必需品だ!

前回と同じように、今回もおすすめは

ヘルスケアセクター生活必需品セクター

の2つだと思われます。

前回の動きでは両者は貿易摩擦を通じてもっとも株価を上げていましたね。

ただ、注意点としては、生活必需品セクターに関しては1%の上昇に留まっていたので

配当金目当てなどの、長期保有へ向けての割安で手に入れると言った、長期保有を前提に考える必要があると感じます。

長期保有の高配当は非常に人気の高い戦略です。その戦略について学びたい方はこの名著「株式投資の未来」を読むのがおすすめです。レビューも非常に高いので確認してみるといいですよ

生活必需品セクターについて詳しく知りたい方はこちらへ!

では、私は今後どのような戦略で動くのかを最後に紹介して終わりたいと思います

チャンス銘柄、株への戦略はこれだ!時期を見極める!

私の個人的な行動計画です。ご利用は計画的に笑

まず私なら、1週間か、2週間経ってからヘルスケア、一般消費財に投資します。

なぜなら、ヘルスケアは前回同様に株価上昇がかなり見込まれるから。

そして、一般消費財は、今回の争点にはなっていますが、やはり庶民の生活と直結している部分なので、

株価、支持率を気にする、トランプ大統領も株価が大幅に落とすまでは圧力をかけないだろうとの見立てがあるからです。

争点になるセクターは非常にリスキーではある面がありますが

前回ですと貿易摩擦開始から2週間が過ぎたところでエントリーすれば

情報技術の株価のリターンは非常に大きかったため、今回はその戦略を一般消費財で行いたいと思います。

逆に情報技術は、争いが長期化する可能性が否定できないため、今回は見送ろうと思っています。

結論

  • 1週間か2週間経った頃にヘルスケア、一般消費財を買い増ししていく
  • 情報技術は先が不透明すぎるため、スルー

以上が私の今回の戦略です!

あとがき

やはり株を買う際は割安で買うことが何よりも重要だという意見もあるくらい、

買うタイミングは重要です。うまいタイミングで買う方法については以下の記事を読んでみてください

こういう相場を何度も経験していくとどんどんと力がついていくので、

誰がこう言ってたから〜ではなく、そう言った意見を参考にしつつ自分なりの考えを持っていくことが将来大きな力になりますので

一緒に勉強していきましょう!!

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