ポスト六本木はどこの街??外国人人気はUDONへ!
訪日外国人がどんどん伸びてきてます。ここ何年かで数倍レベルの増加ぶり!前までは外国人といえば六本木という印象がありましたが、今は地方に観光に行く外国人が増えてます。外国人向けのサービスってめちゃ高いので、ニーズと場所をおさえて、ビジネスチャンス発掘しちゃいましょ!
- やっぱ旅行は近くに行くに限る! 日本の外国人の8割はアジアから
- だから海外からうどんを食べに来る。。。!
- 水不足さえ利用しよう! 毎年プールは使えないし、取水制限まで入るけど、、、
- 英語力をつけるならやっぱ英語喋らないとね!

やっぱ旅行は近くに行くに限る! 日本の外国人の8割はアジアから
東京オリンピック開催もあって、今政府は訪日外国人獲得にめちゃめちゃ力を入れてます!最近増えたキャッシュレスも、ITによる無人化もかなり外国人にとって良い面があるサービスですよね
実際政府は2020年までに訪日外国人を2000万人、5年後の2025年には3000万人に増やそう!っていう作戦を立ててます。
実際訪日外国人の影響は凄まじくて、、、
特に爆買いのイメージはみなさんまだ持っているでしょう。あれは今は資生堂などの化粧品業界がターゲットになってるんですよ

ここまで経済効果のある訪日外国人をさらに増やすために政府が今取り組んでいるのが地方観光地化なんです
実際効果は一定量出ていて
今まで通り東京や京都や大阪の観光客が多いのは事実なんですが、実は現在地方に来る外国人が激増しているんです!
政府は最近地方の魅力を発信しよう!というプロジェクトを通して地方に外国人観光客を呼び寄せようとしています。
では外国人観光客が今急増している地方ってどこなんでしょう??
富士山?福岡?
いいえ、実は香川、佐賀県なんですよ。。。!
え?なんでその2つ!?って思いませんか?でもこの2つの人気の理由はかなりしっかりしているもので他の地域にも応用できるものなんです!
その理由を探るためにまずは訪日外国人の全体的な特徴をみていきましょう!
だから海外からうどんを食べに来る。。。!

外国人と空港
そもそもみなさんが海外に行く時、どこにまず着きますか?
おそらく大きい都市の大きい空港でしょう。これは日本でも全く同じことが言えます。
空港の外国人使用度ランキングを見ると利用率は3パターンに分類できます。
ランク1(大都市空港)羽田 成田 関空 この3つだけで日本に来る外国人の70%を占めます
ランク2(大きめの都市空港)福岡空港 中部空港 那覇空港 新千歳空港 まあ納得するラインナップですよね だいたい20%を占めます
ランク3(その他)空港あたりの利用者割合は1%もないところがほとんどです まあ当然で国際線がない空港もあリます(国内乗り継ぎしかカウントされない)

空港と外国人との関係をみてみます。
当然と言えば当然なのですが、欧米などの遠方から来る観光客は9割以上がランク1の空港へ行きます(直行便があるので)
韓国などのアジアの近隣国からはランク1へ行く観光客は5割ほどです。福岡などが人気そうですね
結局は直行便があるところに人は集まるという結論になりますね
では2013年〜2017年の間の訪日外国人増加率ランキングを見ながらその理由を考えていきましょう
地方人気ランキングとその理由
1位 香川県で5倍
2位 佐賀県で3.5倍
3位 沖縄県で3倍
このランキング見てすごい気になりませんか??沖縄はまあまだわかる!でも1位と2位どうした笑って
今回は香川県についてしっかり見ていきましょう

香川県は実は2012年〜2017年と1年間対象範囲を広げると訪日外国人が10倍になった県です。つまり一気に外国人観光客が増加した県なんです(外国人自体は45万人訪問とまだまだ規模は小さいが伸びがすごい)(沖縄は現在年間460万人訪問)
理由としては2点
1つが交通インフラの整備です
2つ目が香川県にしかない魅力の発信が非常にうまくいったこと
高松空港は地方空港として海外アクセスが非常にいい空港です。こちらを見てみましょう

海外にめちゃめちゃ力入れてますね
アジアの近隣諸国に絞って直行便を増やすことで交通アクセスの大幅な改良に取り組んでいることがわかりますね〜 結果として香川県に来る外国人の8割以上はアジアからの観光客です
交通インフラが整備されている!という外国人獲得の条件を満たしています
ではもう一つの理由、香川県にしかない魅力の発信についてみてみます。
それがこちら

瀬戸内海に浮かぶ島々をそれぞれアートにフォーカスして発信
それが世界的に好感され一気に観光客が来るようになりました。
ここ5.6年間の香川県への観光客の増加ぶりをみてもどれだけ効果があったかは想像に難くないですよね
この香川県の外国人誘致の成功に見れる2つの要素
交通インフラ整備とオリジナリティ溢れる魅力
というのは観光地化に必須の条件とも言えることで、ほとんどの観光地がこの2点を満たしています。
ちなみに佐賀県も同じ理由です
福岡空港からの観光客の取り込みを、映画のロケ地という魅力発信によって獲得した事例です。
では香川県の今後の戦略を予測すること新たなビジネスチャンスを予測してみましょう!
水不足さえ利用しよう! 毎年プールは使えないし、取水制限まで入るけど、、、

香川県と言えば、、、うどんが1番に出てくると思いますがもちろん他にもいろんな特徴があります
まず何と言っても雨が降りません。年間の晴れ日数は全国1位です!
本当に、困るくらい雨が降らないんです、、、
もう一つ面白い特徴がありました
それは県内の学習塾の多さが全国3位という高さです
全校的にみても子供への学習環境を整えようという意識が高い県だと言えます
この2点を観光地化に利用できると考えると、、、私が考える次のプランは
香川県と自転車メーカーとのコラボです
香川県をサイクリング

香川県は非常に小さい県です(全国最小)そして雨が降らない
小さいがゆえに県全体を自転車で移動できてしまいます。
香川県をスポーツタイプの電動自転車で旅行をするプランというものに成功可能性を感じます
なぜか
まず香川県の現在の観光地化への課題を解決できます
当然ですが観光客は宿泊する宿泊する場所で最もお金を消費します(宿泊しない場合の消費額と比較すると、平均で約3倍以上)
しかし香川県はあまり宿泊率が高くありません。(訪問客の33%)1日で全て観光し終わって大阪などの都市部にいってしまうんです
そのため宿泊が必要なプランを押し出すというのは非常に大きなメリットがあります
(訪日観光客の平均宿泊数は10日ほどあるので1泊を必要とするプランでも需要獲得が見込めそうですし)

次に自転車メーカーのメリットが大きいことがあります。
自転車メーカー、特にスポーツ型の電動自転車(Eバイクと言います)メーカーはアジアの需要開拓に必死になっています
自転車全体としての需要が低下しつつあるので現在まだ広まっていない地域での需要獲得が急務なのです。(国内大手自転車メーカーの中国での売上は全体の1%ほどしかない、、、)
香川県にくる観光客はどこからの観光客が多いでしょう?
アジアの近隣諸国ですよね
日本に観光に来てEバイクを使うことで、スポーツ自転車文化の醸成ができるという大きなメリットが自転車メーカー側に提示できます。
現在直面している課題解決にダイレクトに結びつくというメリットが両者にある
以上の理由を、日本最高の晴れ日数という条件がさらに後押ししています。
ビジネスの原則であるWin-Winを行政との関係で達成しているという点が非常に良いモデルではないかなと!
しかも地方の自転車旅というのは世界的に大きなニーズがあります。
しまなみ海道という場所を知っていますか?

https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_1563/より
これほど大きな橋を自転車で渡れるということが評判になり、外国人の中での知名度がどんどん高まっている地域なんですが、
これ愛媛にあるんですよね、、、四国に!近い!
サイクリング人気がますます高まっているというトレンドにも乗れるというのが
自転車メーカーとのコラボには非常に強い追い風となっています
結論を述べますと
香川県の観光地化は自転車メーカーとのコラボで加速する可能性が高い!
なぜなら行政との協力を取り付けられ、トレンドに乗れるという非常に大きな要素があるから
というものでした!
ではこれを受けてのビジネスチャンスを予測していきます!
英語力をつけるならやっぱ英語喋らないとね!

先ほど言及した、晴れの日が多い、以外の香川の特徴はなんでしたっけ?
学習塾の多さですよね
英語学習機会の創出を観光客誘致に繋げちゃいましょう!
突然ですが、、、
日本での外国人向けの現地ツアー。いくらすると思いますか?
海外旅行する人向けのサイト「lonely planet」で相場が出ているのですが
かなり高価な値段設定となっています。
それをもっと安く提供できれば大きなビジネスチャンスになるのではないかというのを考えていて、
学習塾を介した外国人との英語交流が効果的ではないかと考えています
香川各地の魅力を英語で案内するというプランです。
英語学習機会の創出と、観光の手軽さをあげる2つの効果があるので実現可能性があるのではないかと思っています。
あくまで個人の感想なのですけど笑
結論としては
香川県は観光地に必要な要素をオリジナリティのある取り組みで満たしたために結果が付いてきたということでした。
それに今後の予想を付け加えてみたという形です!