米中古住宅販売件数

重要な経済指標の見方と影響を解説していきます。辞書のように困った時に見てみてください

米中古住宅販売件数とは?

毎月発表される、今月アメリカ全体で何棟の中古住宅が売れたかという指標。

アメリカの住宅は9割以上が中古住宅を販売するため、新築住宅販売件数よりも正確にアメリカ国民の景気感を示す指標となる。

住宅購入はその後の家具などの購入にもつながるため(消費が増えて景気が良くなる)景気の先行指標として使われる。

重要度:やや高め

影響

対GDP比で住宅市場は約3%と高い比率を持つため、販売件数が多いと少なくとも個人レベルでは景気がいい(もしくは良くなってきている)と判断されることが多い。

アメリカのGDPは日本とは構成比がかなり違っており、約7割を個人消費が占める。

そして家を買うという非常に大きな消費+家を買うことに付随する消費行動(家具買ったり、庭整備したり)もかなり金額が大きいので市場に与える影響としては大きいと考えられる。

中古住宅販売件数の上昇=消費行動の増加

なのでさらなる景気の回復、物価上昇が見込まれるのでドル高になる可能性も高いです。

注意点

車などもそうだが住宅はローンを組んで購入するものなので金利との相関関係が強いことに注意。

不況時に金利が低くして景気回復を図るため、住宅は低金利で売れているが景気回復はまだ時間がかかるという見方もある。

もちろん、金利が下がったから消費が増えている→だからこれから景気が良くなるという景気の先行指数として使われることも多いが、

金利との相関関係は把握しておくべきだろう。

経済指標全体に言える事だが、株価との相関を考える場合、市場予想との乖離が最も重要。

いくら高い数字が出ていてもすでに市場がそれを予想して売買をしていては株価の変動はない。

なので経済指標を見る際は必ず、市場予想とどれくらい上振れた、下振れたということを意識しよう。

あとがき

経済指標シリーズは新情報や注意点が出るたびに随時追記が入ります。

最初はあまりデータもないですがだんだん質を上げていく予定なので是非ご覧ください。

完全に投資家さん用の記事ですね笑

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